バッカルファットは池袋の美容外科で若返りブログ:06-7-15


高校二年の二学期早々に、
ミーは学習意欲を喪失し、成績不振から登校拒否を起こした。

朝、「行ってきます」と出て、
図書館で1日を過ごし、夕帰った。

不登校四日目、自分なりに考え抜いて退学を決意した。
その真夜中、お兄さんやおとうとたちが寝静まるのを待ち、
親父に言った。

困惑した表情をわずかに見せた親父は多くは語らず、
強く叱ることもしなかったが、こう言った。

…いいだろう。
ただし、もう一ヶ月だけ学校に行け。
そして、学校生活に全力で取り組んでみろ。
それでも決意が変わらなければ、退学して家の仕事を手伝うがいい。
ミーには五人の息子に分けるほどの財産はない。
ただお前たちが勉強したいんなら、
どんなことをしてでも大学に行かせてやろう。
それが、おまえたちに残すことができる財産だ…

一ヶ月後、あの決意をすっかり忘れて、
学校生活にのめり込んでいる私がいた。

この言葉は、
働きながら夜学に通い、
二十六歳で会社を立ち上げ、
叩き上げの商売人だった親父が
ミーに残してくれた遺産だ。

西郷隆盛に、
「児孫のために美田を買はず」という遺訓がある。

「財産を残すと、子孫の精神が安逸に流れやすいからそのようなことはしない」
という戒めである。

親父は「児孫のために美田を買えず」であったのだろうが、
鍬だけは買ってやるから、後は自分の力で荒地を切り開き、
田畑を耕せと教えてくれたのだろう。

その鍬のおかげで、
ミーは今日までともかくも生きてこられたような気がする。

そして、ミーもまた、相変わらず美田を買えないままに、
使い古したその鍬を二人のむすこに譲り渡した。

今、むすこたちは、その鍬で汗を掻きながら田畑を耕している。

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川元誠一
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